姓名占いと凶数
ここでは姓名占いの凶数について紹介します。
姓名占いで使うこの凶数という言葉は、文字通り凶意を示す数です。
従って凶数とは一般的なイメージでは凶運、良くないことを指します。
但し姓名占いの観点から見た場合、姓名とは強弱の調和が最も重要であって、従って姓名の一部に凶数を含むことが一般的に「悪い」と解釈されるべきではないとされています。
凶数の並び、パターンには幾つかあります。
ここではそんな凶配列について紹介していきます。
先に紹介したように天格とは姓の画数、地格とは名の画数を指しますが、この二つが同数になることを天地同格と言います。
そして姓名占いの多くの流派で大凶とされています。
姓名の全ての漢字の画数が偶数である、或いは全ての漢字の画数が奇数である、といった場合を、陰陽配合と呼んでいます。
この場合もやはり凶とされています。
また仮に画数が奇数、或いは偶数の漢字が両方あったとしても、漢字の並び方によってはさらに凶であるとする場合もあります。
天天地地や精神連鎖は、姓の最初の文字と、名の最後の文字が同画であることを言います。
天地連鎖
上の天天地地の場合と似ていますが、姓の最初の文字と、名の最初の文字が同画であることを言います。
この場合も凶であるとされています。
以上の凶数は全て漢字の画数に関係しています。
つまり姓名占いには姓名の漢字の画数が大きく関係していることになります。
ということで、ここで漢字の画数の計算が問題になってきます。
というのも漢字の画数の計算には幾つかの方法があるからです。
全ての漢字の画数の答えは一つしかない、とは限りませんし、私達が学校で習った漢字の書き方、及び画数が姓名占いの世界でそのまま通用するとも限りません。
ここではその漢字の画数計算について触れておきます。
漢字の画数の計算に違いが出てくる理由としては、まず漢字の字体の違いが挙げられます。
姓名占いの流派によっては、康煕字典を基準とした旧字体の画数を基に計算する流派と、現行の新字体の画数を基に計算する流派の両方が存在します。
また、漢字がそれぞれ持つ部首を本字に直してから計算する場合もあり、旧字体派の場合はこの方法をとることが多くなっています。
たとえば「洋」という字は9画ですが、部首である「さんずい」は本字に直すと「水」であるため4画と計算し、合計10画となります。
こうして考えると「にくづき」「ころもへん」等も全て画数の計算方法が異なってきます。
また「くさかんむり」の場合はもっと複雑です。
「くさかんむり」の場合は私達は通常なら3画でカウントしますが、3画派以外にも、4画派、6画派が存在しているケースもあります。
また「澤・沢」「辺・邊」「広・廣」等のように新字体と旧字体の両方が使われている場合もありますし、また「佐々木」「野々村」等の苗字の「々」のように、同じ字が続く場合はどうするか等についても、流派によって異なっています。
また画数の計算に違いが出てくるのは、何も漢字だけではありません。
平仮名でもそうしたケースがあります。
平仮名でも実際に手で書く画数とは異なる画数で計算する場合もあります。
例えば「ち」を2画ではなく3画で計算する流派もあります。
こう考えてみると、漢字の画数の計算にもいろいろな方法があって興味深いものがあります。